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最初のあなたは、まずこちらを読んでください。
最初に・・・

横浜・港北区・日吉の操体法専門の整体 和ぐ
旧:皮膚身堂)西田 尚史

2009-11-25

充実の時間・・・

11月22日、23日と東京操体フォーラム秋期大会が開催されました。
島津兼治先生(柳生心眼流竹翁舎)
お話の中での「秘伝なんてない、当たり前の事なのです」という言葉は心から納得しそして、響く物でした。武術家、そして治療家としての話もかなり密度の濃い内容でした。活殺ではなく殺活という言葉も武術家ならではの深いお言葉でした。

田中稲翠先生(南画家)
長い文字の歴史から南画作品の公開。文字学から見る「楽」「快」。僕ら臨床家にとっても一般の参加者にとっても大変有意義な時間で財産となったのではないでしょうか。

個人的にも島津先生とお話させて頂き、そして「指が吸い付く」ということを身をもって体験させて頂きました。なんなんでしょう、説明しづらいですが、時間が飛んだ感覚です。
意識を超えて気がついた時にはもう投げられているという感覚です。

そして、田中稲翠先生とのお話の時間もまるで個人レッスンを受けたような感覚でした。指の使い方や操体と音階と色のお話など、レコーダーに録っておかなかった事を後悔しています。打ち上げでも隣で話をさせて頂き感激でした。

書きたい事は山ほどありますが別の機会にまた。

ただ、武術家であれ南画家であれ、一流の達人のお話には共通点があり、それは全ての源流は一つなのだなと言う事でした。これはこれからの僕の臨床がまた深化して行く事が確信できた事でもありました。

そして、今回は特別講演ゲストの他にもラジオディレクターや構成作家として活躍のデーブ川崎さんや認定音楽療法士の平田紀子さんも参加してのトークライブなど充実すぎる時間を共有する事ができました。そして人との縁とは偶然でなく必然性のあるものであることも気付かされた今回のフォーラムでした。

次回のフォーラムも本当に楽しみです。

2009-11-20

寒いです

お久しぶりです。最近一段と寒さが増してきましたね。
寒いと体が縮こまってしまい、動きが硬くなりますよね、そんな時、不注意な怪我が増えますからね!注意して下さい。僕自身経験あります。ポケットに手を突っ込みバランスがとれず転んだ〜なんて事が。こんな事、頭では『分かってる』と言いますが・・・

本当に気をつけて下さいね。

さて、告知です!!来る11月22日23日と僕が所属する東京操体フォーラムが開催です。
ゲストが今回もとても魅力的です。武術や芸術に興味ある方も必見ですョ!!
22日は島津兼治先生(柳生心眼流竹翁舎) 主催が!!
23日は田中稲翠先生(南画家)を特別講師としてお迎え!

操体に関係ないのでは?と一見思いがちですが、そうでもないのですよ。
来て損はないですし、是非ご来場下さい。当日受付も大丈夫ですョ!!

詳細は東京操体フォーラムのホームページへ。

2009-11-13

愁訴からの解放

先日、肩が2.3ヶ月前から上がらないとおっしゃり連絡が来た。
20代女性の方で仕事は立ち仕事とデスクワーク半々との事でした。
三軒茶屋での施術に来てもらい、問診をしながらもからだの歪みを診た。
左右のバランスが主に上半身にめだった。
ベットに横になり骨盤の歪みを診たがこのときのズレは1.5㎝ほどで許容範囲でした。

上がらないという腕を可能な範囲で上げてもらうと真っ直ぐに下ろした位置から45度位の所で痛みがはしり上がらない。

左右の腕、首、捻転と動診を通したがこの動き意外には動診痛はなかった。
しめしめと思い、視診からいくつかの動診・操法を試みた。
いくつかの動診から快適感覚をききわけ味わってもらうと、左右の目に見えての歪みが解消されている。
『もう大丈夫だな』と思い腕をゆっくり大きな弧を描く様にあげてもらうと・・・
あら、不思議ですね。スーっと水をかくように実にスムーズに上がるではないですか!!
痛みも全くないとの事です。

施術の前に「自分で治そう、治りたい」と思って下さいとお願いしておいたのがからだにも伝わってのでしょうね。

来たときの緊張や不安がとても明るい笑顔に変わっていました。
この愁訴から解放された時の顔が僕自身一番嬉しい瞬間です。

日頃からのちょっとしたからだの使い方を指導し、今回は終了です。
やはり笑顔が一番です。

2009-11-11

雨が・・・

今日は朝から雨が激しかったですね。こういう日は通勤・通学が大変ですよね。
僕も朝、チビを保育園に送って行ったのですが本当に大変でしたョ。

こういう季節の雨はさらにからだの動きを制限させてしまうので、怪我もしやすいので注意して下さいね。いま僕自身も出張往診が多いので自分が気をつければ良いのですが、三軒茶屋まで来て下さる方は大変です。よほどの時は日にちを変更したりして頂いてますが、施術中よりも行き帰りが気にかかります。

皆様もお出かけの時は寒さにも足元もしっかりしてお出かけ下さい。

2009-11-09

重心移動と重心安定

先日の施術を終えて・・・
20代女性の方で販売をされてる方でした。足が良く攣る、むくむと言った愁訴でした。

常々思っていた事なのですが、綺麗に見える姿勢と安定した姿勢をどう一致させるか・・・これは非常に難しい事かもしれません。特に女性の場合は靴もハイヒールなど履きますし靴の形状も『よくこれで足入るな・・・』と思うこともあります(すみません個人的に思う事です)。ハイヒールはふくらはぎを『キュッ』とあげる効果もありますが、足が攣りやすい姿勢でもあります(つま先立ちの姿勢)。容姿を綺麗にするための日頃のフォローが大切になってきますね。モデルさんとかも日頃から色々と努力されていると聞きますし。
これは男性でもファッションにこだわる方と似ているのかもしれませんね。『オシャレするなら寒さは我慢』なんて良く聞いたりします。あ、すみません。

ということは、『姿勢においてもどのようにバランス良く』と言うことになってきます。
クライアントの方も肩・骨盤とも歪みがあり、今回整えてもな、という不安がありました。
結局のところ、仕事の合閒の適度なストレッチ、そしてたまにはスニーカーやヒールの低い靴を履くといったアドバイスになってしまいました。
もう少し色々と調べてみようと思いますが個人的に、ウォーキングがお勧めです。

どのような仕事であっても日頃からのからだを気遣う、そして重心移動・安定を心がけると言う事が重要になってきます。
改めて、重心安定・移動といった基本法則は大切だと感じた時間でした。

2009-11-07

【頭痛・肩・首との対話 4】体験記

前日は上肢の外旋などを動診として通した。
今日は触れずに感覚を聞き分けると言う事を試みようと思う。
まずは、あぐらで座り背筋を少し伸ばし目線を正面に。
その後呼吸をゆっくりとり自分のからだのどの部分に意識が通りにくいかを確認。やはり菱形筋(りょうけいきん)あたりだ。そこで、そこに意識だけを集中させてみた、するとその部位が広報に引かれていく感覚が・・・
そこからは意識を解いていくイメージで委ねた。

なにかその部位に温感を感じ快適感覚を聞き分けた。それは渦巻き状に全身に広がってゆく。気がつけばからだはあぐらをかいたままの状態で前屈していた。
そ の後もからだの要求を満たす快適感覚が聞き分けられたので身を委ねた。その間40分くらい。全身は脱力状態で力がはいらない、というよりも脱力状態を求め ているようだ。しばらくしてゆっくり起き上がり足踏みしたりしてからだを慣らし確認すると菱形筋あたりの『ぼんやり』とした感覚はなくなり意識が通り張っ ている感覚も薄れていた。重く気持ち悪い感覚が消え全体的に怠い感覚は小さい粒になった感じになった。

やれやれといった感じだった、頭痛も今日は『どのくらい痛かったのか』わからない位に治まった。
日常からの操体哲学の支柱でもある息・食・動・想がいかに大切であるかを思い知らされる経験となったのだが、自分のからだを通しからだとの対話を真剣にする事ができた。
今回よりわかった事としては感覚のききわけは本当に大切であると言うこと、そして、病状や疾患にとらわれ過ぎるとブレが生じてしまうと言うことだ。

自分自身、読んでいただいて分かる通り、頭痛と言うことにとらわれてしまった。遠回りとなったが、分かっていたつもりということに気がつく事ができた経験でした。

【頭痛・肩・首との対話 3】体験記

洗面所にて鏡に映った自分の背中をジーッと診てみた。
広背筋の張りが目につく。鍛え上げられたそれとは明らかに違う。

届く範囲で触れると何カ所かに圧痛点がある。肩コリ・首コリの火元なる場所は頸椎と肩甲骨を 結ぶ筋肉(菱形筋(りょうけいきん))からなのだろう。それは実際にそうなのだという事が身をもってわかった。自分の背中を触れる時点でかなり意識が関与 してしまう為、左の指で意識的に触れたまま右腕の挙上・外旋・内旋と動診してみた。外旋の動きに心地良さがあるものの触れた指の皮膚が硬くしまって来た感 覚だ。

とりあえずもう一度外旋を通し、その時に触れた指を背骨の方向に少し押してみた。すると何かが『プチッ』と弾ける感じがした。これはこれで不思議の 聞き分けで快適感覚と言うより『楽しい』となぜか感じた。動診としての感覚は不快が9割といったところです。
さて、肩・首の稼働範囲は広がったが今回のコリ、頭痛はかなり強敵だ。
あまり頸椎周辺には触れたくなかったのだが気になって仕方がないので触診した。

恐ろしい・・・硬い!それはもう『ガチガチ』少し強く押すと痛いと言うよりも吐き気が襲う。
う〜ん、正直言ってこの一週間で完治するのかな・・・と思っては駄目ですね!!
そう治りたい!自分のからだで感じ良くなろう!が大切ですよね。
そして、この日の往診に行った時に不思議!?事が・・・・
気持ちを前向きに出張施術先へ向かったのですが、近づくにつれて肩のコリが気持ち軽くなってきたのです。そしてクライアントと向き合った時、自分のコリに向いていた意識が完全に消えていました。
そして、施術の間申し訳ないのですが自分が最も心地よい感覚を味わっていた感じがしました。相手にも伺ったところ、今日はいつもと異なる心地良さがあったとの事でした。
自分の想いと相手の想いが同調したのでしょうか?
そして、更には必要以上気を使ってしまう事が消え、無意味な力や邪魔なものが消えたのでしょうか?
本当にからだとの対話とは不思議で説明しづらいが、しかし面白いものです。

【頭痛・肩・首との対話 2】体験記

前日から、自分の最近の姿勢や行動を考察してみた。
本当に普段から考えずに「楽」な姿勢だけをとっていたのだなと。
パソコンに向かう姿勢もレイアウト変更してからとても窮屈なものであった、目線はかなり鋭角に下に向き肩は上がった状態だった、最初は気にもせずにいたのだが・・・結果的には結構な代償となってしまった。
さて、今日は昨日にくらべ、頸椎の感覚もおぼろげだがはっきりしてきた。
からだに聞き分ける。

ゆっ くりと仰向けになり呼吸を通す。今日は呼気にも吸気にも意識をとおしてみた。呼気を通したときに頭に少し重い感覚が残る。そこで吸気は自然にし、呼気は背 骨を通りお臍から吐き出す様にしてみた。すると頭に残る感覚は心地よいものに変化した。その呼吸のまま膝の傾倒をおこなった。(今日は全身形態の連動が自 然だ)その一連の連動に快適感覚を聞き分けた。頸椎の左側から右肩胛骨の際を通り右背筋に向かってす〜と一筋の暖かい水が通る様な感覚だ。

その感覚はやがて右足の内側を通り右の内踝へ、そこから親指をとおり抜けていく。
いつの間にか眠っていた。自分の寝息で気がついた。
落ち着いた後に立ち上がり、ゆっくりと目線から首を傾倒させてみると先日まであった首のブロックが消えた。まだ頭痛は完全には消えないが少し「ホッ」とした。
しかしながら本当になにもからだに気を配らずに使うという事は恐ろしいですね。もう少しからだ想いにならないといけません。

そもそも頭痛(偏頭痛)とのつきあいは長い。もう十年以上かな。
でも徐々にその痛みに慣れてしまった。だから普段はその痛さが当たり前のものとなっていた。原因としてなにがあるだろう、食事・姿勢・考え方(ストレス)・・・うむ、操体で学んだ四つの支柱(息・食・動・想)のうち3つも・・・これが素直でなかったことは言うまでもないですね。

【頭痛・肩・首との対話 1】体験記

ここのところ、頭痛が酷かったのです。
考えられるのはパソコンにむかう自分の姿勢、だらーとテレビを見る時の姿勢だ。自分で分かっていながらも、からだに負担になる姿勢をとっていた。そして、あるひ頸椎の感覚がぼや〜となり頭痛が・・・

近年感じたことの内ほどの重い痛みだ。たまに吐き気さえする。
自分で首を左右に捻転したり、傾倒したりして動診する。
「う〜ん、こまったぞ」どの動きにも痛み・違和感を感じる。
あまりの頭痛の酷さに横になった。全身のちからを意識的に抜いた。

それから、まず左足の指先から意識を通す、次に右足から・・・
どちらにしても第七頸椎から上に意識が通りづらくぼやけてしまう。
さてと・・・どうするかなと思いながらしばし呼吸だけからだに通した。
す ると、右足が自然に伸びてきている?(このとき実際に伸びているのか、内部の動きなのか自分では分からず)その動きに感覚を聞き分けた。それは、快適感覚 とまでは行かないが、不快ではない。そのまま委ねていると『からだがぐにゃ〜と捻れる感覚が・・・』まるで水彩絵の具でマーブルを描く様な・・・

しばし、痛みがなくなり楽しいなと思いながらの状態でいると、第七頸椎のあたりがもぞもぞっとしてきた、血液が流れ出した様な感覚だ、これは説明しづらいのだが、非常に気持ちがよい。この感覚を全身に巡らすイメージで数十分。よほど、酷使していたのだろう、意識とびの状態が続いたらしい。

初日に自己分析によるからだの聞き分けは終了。
結果として、頭痛はあるもののずいぶん軽くなった。

2009-11-06

基本は大事

先日ブログで書いた『万病を治せる妙療法』を手にとりました。

最初に読んだ時よりも更に理解できる様になっていました。
今現在の操体法と変化してきているところ、しかしながら基本は変わってはいないと言う事。つまりは時の流れと共に進化・深化を感じたと言う事です。自分が進んできた道も正しいのだと言うことにも気づきました。そのお陰で、いろいろな人と出会い、様々な考え方も学びました。
あ、 話がそれそうです。えっと『基本は大事だ』数多くある介助や補助も基本的な反復の重要性が更に利に適ったものとなります。基本が理解されていて身について いなければ、新たな新しいものの良さも半減し、利に適ったものにはならないと言う事ですね。なんでも今現在良い物を学び実践すれば良いという物ではないのです。そして、新しいものだけを取り入れた場合、逆に遠回りになってしまいます。

本も読む度にも新しい発見がありますよね、書いてあ る文章は同じなのに。読む時の想いや考え方によって内容が変わってくるのです、それは悩んだり、考えたりする自分に対しいて優しく教えてくれている様で す。本当に不思議です。最初に読んだだけでは、著者が言いたい事全てが理解できる訳ではないのです。迷ったら原点に、基本に戻ると言うことを繰り返ししっ かりとしたブレのない軸となるって事なのですね。

睡眠不足・・・ 10分だけでも目を閉じて!

クライアントで睡眠時間もなく働かれている方がいる。しかも編集者・カメラマンの方など首や肩、腰に疲労が溜まりやすい方だ。一月に一度連絡を頂いて、三軒茶屋で施術させて頂いている。毎回ワンポイントで教えてる事を実践している為か疲労の回復具合も良いらしい。

でもどんなに回復しても睡眠による疲労回復は重要です。睡眠不足による疲労蓄積は思った異常です。6時間位寝れられるとよいのですがね。
でも仕事は大切ですから、考えながらでも良いですから目を10分だけでも軽く閉じてあげて下さい。目からの情報がない分少しでも脳が休まるのかも知れませんね。なかなか効果的ですョ。

僕も瞑想までいきませんが、しばし目を閉じて呼吸を通してあげています、不思議とからだは喜びますし、目を開いた時「よし!」って気持ちにもなります。

2009-11-05

柿もぎ

今日出張施術先のお宅で柿もぎしました。


庭に柿の木があり伺った時目に入っていたのです。綺麗な色になってるなって。
施術が終わって
「柿が良い色になってきてますね」
そうなのだけど脚立に乗っても届かないのよ
「僕で良ければ取りますよ〜」


そんな会話から脚立に上り柿もぎに挑戦!!面白いですね。一つ一つ色づきが違うのでまだ早い物、そしてかなり熟しているのでこれは小鳥さんへ、なんて一人でブツブツ言いながら・・・。枝きりバサミの『パチン、パチン』という良い音も乾いた空気に響いてました。
 良い体験しました。おまけにいくつか頂いてしまいました。
柿にはビタミンC、ビタミンK、B1、B2、カロチン、タンニン、ミネラルなどを多く含んでいて非常に栄養価が高い食べ物ですからね、栄養補給にもバッチリです。
ありがとうございました。

自分の視点ではなく、相手の視点にとって物事を見るとより良い接し方ができると言うことを教えて頂きました。

2009-11-04

操体でやせますか?

クライアントからやお問い合わせで良くある質問の一つです。

答えは操体だけをやればやせるというのはNOです。これは整体でもカイロでも他の治療法同じだと思います。『痩せる』が目的ではありません、あくまで『歪みを正す』事による二次的な結果としてです。からだの歪みが正された結果、筋肉・脂肪が本来の位置にもどり落ちにくかった脂肪も本来の位置にもどりその結果、燃焼効果が高まりストレッチやウォーキング・ジョギング等による成果が上がるという事はあると思います。
つまり痩せやすいからだにという意味では当てはまるのかもしれませんね。


僕自身も今よりも10kg重い体重でしたが、からだの歪みが整った結果、今までと同じウォーキングによって自然と効果が表れました。
このことから操体そのものが“やせる”といった効果をもたらすのではなく、あくまで二次的効果としてという事になります。それでも凄いと感じましたけどね。

結果的にそういう燃焼効率の高いからだに変わっていくのです。歪みがあればその場所に脂肪がつきやすくなりますし、左右差もでてきます。個人差もありますが、からだが歪みが正すと色々な変化が起きてくることは言えるでしょう。代謝が良くなる事も、血流の巡りが良くなる事も!
歪みが整った状態になると、不思議と食生活や考え方も変化してくる方が多いのです。よりからだそのものが求める状態に向いてゆくのです。

歪みが正される→本来のあるべき位置に筋肉脂肪がおさまる→運動などの動きが伝わる→その結果燃焼されやすくなる!

「やせたいのですが」という方に対しては、歪みを正し本来の正体に調整していき、その上で適度な運動、食生活をという事になります。

『操体』で痩せますか?の質問についての答えはこうですが、操体法は症状疾患にとらわれないと言う理由もここにあります。歪みを正すと言う事は本来のからだがもっている能力を正常な状態に戻し更には高めるといところにあるのです。
『万病を治せる妙療法』(橋本敬三著)という本の題名の通りですね。

2009-11-03

感覚の聞き分けとは・・・

操体法において、快適感覚を聞き分ける事により歪みを正すとあります。しかしながら、最初からその快適感覚をききわる方は、そんなに多くはないのです。聞きわけていない訳ではないのです。どういう事かと言うとからだは聞きわけているが一生懸命に頭で考えてしまう為に感覚としては薄れてしまっていると言った感じです。

クライアントの「わからない」という言葉を幾度となく聞きました。ただ、からだの変化を分かって頂けるので'ただただ'驚かれます。そんな方も何度か通われている内に「モゾモゾする」とか「ピリピリする」や「楽です」となり施術後は思わず「あ〜気持ちよかった」と変化して行きます。もちろん最初から「なんだこれは〜」と言ったまま快適感覚を味わっている方も多くいます。からだの状態によってもそれは異なると考えています。

そんな中、学んだ事は『快適感覚』を強要しないと言う事です。「気持ちよさはありますか?」という問いかけは時に混乱させてしまうのかもしれないのです。それよりも現時点で聞き分ける事のできるちょっとした変化・感覚をまずは味わってもらうと言う事が大切なのです。時と場合によって使い分けが必要だと学びました。
それよりもからだの変化を楽しんで頂く事がまずは第一段階なのですね。

それに一回の施術で愁訴解消される方も多いと言う事は無意識に快適感覚をききわけているとも理解する事ができます!!
からだは快適感覚のききわけ方を知っているのです。それを気づかせてあげる事も僕の使命です。

2009-11-02

文章を書くということ

実は今週より、東京操体フォーラムの実行委員ブログの担当もしております。
僕は見ての通り文章を書くのは苦手なのです・・・感覚で書くところがあって、後から見てちょくちょく修正したりなのです。そんな僕が操体の要素をもう少し加えた感じで書かせて頂いてます。(今回は頭痛・肩・首との対話という題目です。)よろしければそちらも覗いて下さいね。また個性豊かな実行委員の文章の積み重ねがあり興味深く読むことができると思いますョ。文章って本当に不思議で難しい物(だから苦手なりに楽しいのですが)ですよね、実際に色々な方のブログを拝見させて頂いてその文章力の豊かさに尊敬すら覚えます。僕も下手なりに表現できればと思います。

最近一層寒くなってきたので暖かくしてお過ごし下さいね。

2009-11-01

1年半ぶりです。

今日は、月に2回の操体臨床講座に行ってきました。この講習にはいずれ指導する側になる為の勉強も兼ねて参加させて頂いてます。毎回思うのですが、本当に一度学んだ事も繰り返さないと駄目なのだと言うことです。身につけたつもりでいるといつの間にかそれは独自のオリジナルになりかねないのですね。でも繰り返しまなび身についた基礎を基づいて発展したものは利に適ったものなのです。

話は変わりまして、講習の帰りに自由が丘でほぼ1年半振りにとてもお世話になっている方にお会いしました。事故で怪我をしていて、しばし会えていなかったのですが、会話が始まるとそんな会えていなかった時間があっという間に埋まりました。気づけば3時間という時間が過ぎ最高に充実した時間となりました。そしてその方との会話の中で諦めず楽しく前向きに進めば道は開けると言うことを学びました。
こういう改めて物事に気づく時にはきっと何かあるんです!!
明日からまた楽しみです。
そうそう!いよいよ東京操体フォーラム秋期大会が今月22日23日に開催です!
是非ご参加下さいね、きっと貴重な時間となります。詳細は東京操体フォーラムまで!!

新宿御苑

今日は友人・家族と新宿御苑へ行ってきました。
綺麗な紅葉とはいきませんでしたが、都会の中の落ち着く解放された空間を味わってきました。行かれた方は分かると思いますが、あの芝生の上に寝転ぶ感覚は本当に良いものですよね。気温も寒くも暑くもなく心からリフレッシュできました。

 たまには、ああいう場所での一時も大切ですね。
そんなに遠くもないのでまた近いうちに行きたいものです。

「和ぐ」操体・操体法施術

「和ぐ」ホームページはこちらから!! nagu-sotai.com

横浜・東京・神奈川近郊への訪問施術から横浜市港北区日吉本町での施術も行っています。詳細は「和ぐ」HPへ!!

和ぐは、ゆったりとした時間で安心の施術を為るために1日8名迄の完全予約制とさせていただいてます。
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