呼吸の大切さ
操体の臨床をしていて「自然呼吸で」というと「?」と考えてしまう方が少なくありません。確かに・・・普段意識しないで行っているのが自然呼吸ですものね。
呼吸というのは現状でのからだの状態を示してくれます。
運動していないのに早く浅い呼吸・・・なにか焦っているような。
精神的、肉体的に困憊している状況に多く診られます。この状態をゆったりとした深い呼吸を通す事によって良き方向に導きます。
呼吸の仕方においても何が正しいと言う物はなく、自分の感覚が一番重要ではないでしょうか?僕自身も感覚を聞き分け腹式呼吸、逆腹式呼吸とその時の感覚により通し方を変えて味わっています。
○○ ではこういう呼吸を!というよりは自分の感覚に従うというのも日常生活においての呼吸としては良いのではと考えています。鍛錬として考えるとまた違うと思 いますが。その感覚によって導かれる呼吸を最初は意識して聞き分けていると、無意識時呼吸(自然呼吸)の時もからだがバランスをもって行うようになるで しょう。
呼吸は本当に奧の深いものです、この呼吸という物を僕が体感した感覚として書かせて頂いています。今後も少しずつなるべくわかりやすく書いていければと思います。
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