久々のブログです。
今日のクライアントはかなりの操体好きの方で、いつも操法において眠りに落ちます。
視診をとおしてみると、さすが定期的に続けているだけあって重心のおち方も安定しています。歩き方も含めからだの使い方もお話させてもらっているので、体調の管理も以前に比べても抜群に良いそうです。施術の終わりには「こんなに気持よさを味わえるなんて、本当に幸せ」と言って頂きました。この言葉を聞くと本当にやっていて良かったと思えるのです。
もちろん個人差もありますから、決して焦らずという方もいらっしゃいますが、それでも施術毎に感じる変化は確実にあります。普段感じとることのできなかった事、例えば以前は「なんかボヤッと重く感じる」だったものが「左に比べて右が重い」とか感覚が徐々に鋭くなって来ているのです。そういった事を改めてお話するとそれだけでも笑顔になります、そしてこの自然にでる笑顔が、からだには本当に良いのです。
施術家のこころの持ち方として大切なこと、『欲張るな』ですね。
治してやろう!!なんて考えると本当に空回りしますからね。
治すのはクライアント自身のからだなのですから・・・それが『自力自寮』です。