からだの『治ろう』『治そう』という意志
本当に凄いですね。
先日、「捻挫して足がぱんぱんに腫れて・・・」という方がいらっしゃいました。
駅まで迎えに行ったのですが、立ち方も不自然ですぐにどちらの足を捻挫したかわかる程でした。
凄い腫れだったので整形外科へも行ったのだが、捻挫という診断で湿布を処方してもらったの事でしたが、からだの歪みもあって捻挫したのではという疑問があったようです。
鋭いですね。歪みというのも要因の一つにあると思います。
施術を開始。
普段多くは、『見て・触れて確認後、皮膚からアプローチしていく』流れが非常にスムーズに感じるのですが、今回は動きに対して非常に惹かれました。
これも『
感覚に耳を傾ける』と、教えてくれる気がします。
この方、実に反応が良いのです。
僕が『ふわ~っ』としたものを感じると、この方のからだも同じようにゆっくりと表現し始める。本人の意志ではなくからだの意志として操っているのですね。
「何か感じます?」と聞くと
「足の指先から痺れる」と・・・聞き返す間もなく、「面白い」とおっしゃる。
僕は思わずニンマリでした。
からだが素直に対話する時って細かい説明は不要ですね。
いくつかのアプローチを終えると、クネクネと身を捩り始め、スーっと息をはき寝息が・・・
せっかくなので、その間に捻挫周辺はよけて足に対しても操法を行いました。
終了して5分程たったでしょうか?ゆっくりと起き上がりました。
二人で動きを確認し、捻挫箇所も見てみると
踝が隠れるくらいの腫れが、引いていました。
翌日連絡を頂きまして、腫れは治まり足を着く時の痛みもなくなったそうです。
そして、一言「ありがとうございます」「
からだの『治ろう』『治そう』という意志って素晴らしいですね、からだに感謝です」と。
多く語らずとも言いたいことが伝わっていて、本当に嬉しかったです。
これからも、からだと向き合って対話してくださいネ。
『からだ自身が治す』この自力自療が見事になされた瞬間でした。
横浜市港北区 操体・操体法 施術 『
和ぐ・西田尚史』
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